2011年10月14日
目隠しの設置
「目隠し請求権」って、聞いたことありますか?
以前にお客さんから相談されたことがありました
たとえば、境界線から1m以内にある、隣家を眺めることが出来る窓には
目隠しを設けなければならない!
民法の第235条では、境界から1m以内にある窓で、
他人地(宅地)が見られる窓には、目隠しを設けるように要求する
権利が隣家にはあります
ちなみに、これらの義務が課せられるのは、
隣地が宅地の場合に限られます
宅地とは、人が住居として使用する建物の敷地をいいます
たとえば、隣地が空き地だった場合、その空き地の所有者が、
境界線より1m未満の距離にある窓に目隠しをするよう求められても、
これに応じる必要はありません
しかし、たとえ隣地が空き地であったとしても、後でそこに家が建てば、
その家の所有者は、民235条によって目隠しを設置するよう請求できます
ただ、請求できる立場だからといって、毎日のことなので、
相手側にお願いする気持ちで交渉した方がいいと思います
もちろん、境界線より1m以上離れている場合は、
目隠し請求権はありませんが、
お隣同士、長いお付き合いになるので円満な生活を守るために、
じっくり話合い、譲り合いの精神を持ち続けたいものです
(saku)

以前にお客さんから相談されたことがありました
たとえば、境界線から1m以内にある、隣家を眺めることが出来る窓には
目隠しを設けなければならない!
民法の第235条では、境界から1m以内にある窓で、
他人地(宅地)が見られる窓には、目隠しを設けるように要求する
権利が隣家にはあります
ちなみに、これらの義務が課せられるのは、
隣地が宅地の場合に限られます

宅地とは、人が住居として使用する建物の敷地をいいます
たとえば、隣地が空き地だった場合、その空き地の所有者が、
境界線より1m未満の距離にある窓に目隠しをするよう求められても、
これに応じる必要はありません
しかし、たとえ隣地が空き地であったとしても、後でそこに家が建てば、
その家の所有者は、民235条によって目隠しを設置するよう請求できます
ただ、請求できる立場だからといって、毎日のことなので、
相手側にお願いする気持ちで交渉した方がいいと思います

もちろん、境界線より1m以上離れている場合は、
目隠し請求権はありませんが、
お隣同士、長いお付き合いになるので円満な生活を守るために、
じっくり話合い、譲り合いの精神を持ち続けたいものです

(saku)

Posted by Azuburo at 09:33│Comments(0)
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